ふらむきりん、初めてのアルバムが全国発売!
2年近くの年月を経て、11月22日より各店舗で取り扱いを開始します。
本当にたくさんの方に力を貸していただきました。
大好きな方々にあたたかいコメントもたくさんいただいてしまいました。
各店舗予約が始まっています。
店舗により、レアな特典音源がもらえます!
まずはアルバムのご紹介。
「ほんにゃらけそめ」
ふらむきりんが作り出す新種のドレミファソラシド、それが「ほんにゃけそめ」!
あたらしくてなつかしくてファニーで憎めなくて手に負えないくらいプログレッシヴな音楽が、にょきにょきと新種のきのこみたいにあちらこちらで生えてくる!
ご近所生まれの愛すべき実験ポップス、ついに発見!
フロム・ガーシュイン・トゥ・ふらむきりん
ふらむきりんの音楽の実験には、いつでも楽しい「へま」がある
(松永良平/リズム&ペンシル)
2011年、東京で発生したへんてこ音楽隊グループ、ふらむきりん。
サウンドエンジニアにイトケンを、マスタリングに宇波拓を迎え収録された初のアルバム。
エイモ・ヘクチカによる楽曲とそれを織りなす、愉快かつ奇怪千万な音魔法の数々。
メンバーは、真黒毛ぼっくすや、伴瀬朝彦カリハラバンド、王舟のサポートなどもつとめる個性派ぞろい。
結成のきっかけになった大貫妙子の「メトロポリタン美術館」のカバーや、
ジョージ・ガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」をおもちゃ楽器のみで演奏するなどふらむきりんらしい試みに溢れたフルアルバム。
ジャケットドローイングは矢野ミチルによるもの。
【収録曲】
1.fujiya
2.かんげつのうた
3.UMA KAIDAN
4.ないない
5.おふとん狂詩曲〜Rhapsody in blue〜(作曲:George Gershwin)
6.食育のテーマ
7.メトロポリタン美術館(作曲:大貫妙子)
8.ほんにゃらけそめ
一部店舗特典音源あり
作詞 作曲 エイモ・ヘクチカ
編曲 ふらむきりん
録音&編集 イトケン
マスタリング 宇波 拓
ジャケットドローイング 矢野ミチル
デザイン 大内 智範
レーベル あるかな音楽舎
発売元 BRIDGE Inc.
品番:UMA-F0001
価格:2100円(税抜)
JAN:4582237830309
特典音源は以下の店舗またはオンラインストアで予約、
または店頭購入していただいたくともらえます。
・TOWER RECORDS 各店舗(オンラインストア除く実店舗のみ)
・ディスクユニオン 各店舗
・ディスクユニオン オンラインストア
↓こちらよりご予約いただけます。
http://diskunion.net/jp/ct/detail/1006469419
・JET SET RECORD
http://www.jetsetrecords.net/
ネットで偶然に教わった「かんげつのうた」で衝撃を受け、その存在を知ってからしばらく。初めてのアルバムが出るのはようやく。ライヴを見たのはつい最近。
なかなか出会えなかったけど、この音楽はぼくの近所をきっとふらふらと遊んだり迷ったりしているだろうと、どこかで信じることができた。
女子メンバーを中心にしたピアノ、トロンボーン、ベース、ドラムス、さまざまな笛や太鼓や鍵盤による奇妙なアンサンブルと歌。プログレッシヴな変拍子もスリリングな工夫も細かいところまで組み込まれているのに、決して過激に白熱したりはしない。その音楽の実験には、いつでも楽しい「へま」が含まれている。大貫妙子の「メトロポリタン美術館」も彼女たちにかかればもっと迷路みたいになるし、ジョージ・ガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」の歌詞も「寝ても醒めてもお腹が空いても土曜日までには帰れない」になってしまう。アルバム・タイトルでもある「ほんにゃらけそめ」は、ふらむきりん独自の架空の音階をつくったら……みたいなイメージから生まれた、あたらしいドレミファソラシドなのだと思う。
「ほんにゃらけ、そ、め~」と歌いながら日が暮れるのも忘れておもちゃで遊ぶ子どもたちのように、ゴム跳びの要領でジャンルも国境もひょいと飛び越す休み時間の女子たちのように、凧をあげながら雷のありかを探したほのぼのと真剣なベンジャミン・フランクリンのように、「シリアス(まじめ)」という言葉のなかに「シリー(まぬけ)」を見つけ出すような愛すべき態度で、ふらむきりんは人を中毒にする。ふらふらと人を妄想に誘うその拍子は「鬼さんこちら 手の鳴るほうへ」にも似たリズムの「かんげつのうた」にも連なっている気がする。やがてこの音楽が、ガウディのサグラダ・ファミリアよりも高い塔を、いつか未来のだれかさんやだれかさんの夢のなかに築き上げてしまうと信じてる。
(一部抜粋)
松永良平(リズム&ペンシル)
「ふらむきりん」のファーストアルバム「ほんにゃらけそめ」、ぐっときました。くるか、こないか、僕はこの「勘」だけを頼りに音楽をやってきたようなものです。「ふらむきりん」の、音楽に対する「純度」みたいなものが、心を揺さぶるのです。そして、見晴らしの良い丘の上にいるような心地良さ、バンドの楽しさもいっぱい。面白いか、面白くないか、これが最も重要、「ふらむきりん」面白い!!
坂本弘道(cello,musicalsaw,electronics)
ツーーってすべり台を滑って、すぐさまはしご段を登って、またツーーってのをいつまでもくり返してる子供のように、ヘビーローテーションで聴いています。
ヒトのさきゆきに対してどうこう云うべきではありませんが、こんな愉しくてクールで貴重なバンド、しぬまでやめませんように。
原マスミ
子供の時に感じたであろう懐かしい温もりを音で表現する魔法ちゃん!
ケイタイモ(WUJA BIN BIN)
見知らぬ小学校の前を通りかかる。
音楽室からほどよい音量で聞こえてくる笛、鍵盤ハーモニカ、そして歌声。懐かしむ。
ふと、子どものころ意味も分からず歌っていたあの歌は、分からないまま歌っていたからこそ「音楽」だったのだと気づく。
わたしたちは意味の分からないまま大人になり、意味の分からない大作を作る。
ふらむきりんの発する音たちは、そのせつなさ、尊さを涼やかに教えてくれる。
伴瀬朝彦
洒落と駄洒落は近接している。ふらむきりんの音楽はふざけている。ふらむきりんは洒落としてのおふざけ感覚で楽団する音楽。駄がつく方の洒落だとしてもピンとくる。おやつっぽさ満載であるから。しかし、たわいない面白そうな思いつきを徹底的にインして脱線音楽で魅せてくれるふらむきりんの有様はたいそう洒落ている。ふらむきりんを前にするとオシャレもダシャレももはや同じようなものだということになる。これから、息がつまったような時に『ほんにゃらけそめ』というアトラクションに誰でも簡単に遊びに行けるようになったことは現代にとってありがたがっていいニュースです。ほんにゃらきりんなふらむけそめで意味不明ごっこして遊ぼうじゃないの!
suppa micro pamchopp(レコード水越)
それは誰が置いていったか定かでない、森の奥深くに集ったベレー帽を被ったゼンマイ仕掛けのおもちゃの楽団が、いつしか自分たちの手だけで音楽を奏で始めたことに端を発する。
それは誰に向けられたわけでもなかったが、河童は木陰から大喜びでその様を観ていたそうな。ネコはワンと鳴き、犬はニャーと鳴く…
厚海義朗(藤井洋平&tVSCoT/cero)
ほほう。うーん、ふんふん。ん?へ~ああ。...うん??はあ...いいなあ!
の波が押し寄せてくる。
王舟
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